光回線各社の紹介サイトを見ると、新規契約で〇〇万円のキャッシュバックや、他社からの乗り換えで最大〇〇万円の還元など、契約と引き換えに多額の現金を提供するという言葉がならんでいます。
はたして、キャッシュバックとは? なぜ、光回線各社はキャッシュバックを競うのでしょうか? また、キャッシュバックは本当にお得なのでしょうか?
結論から先に言いますと、
お得かどうかは、全体を計算してみないと判断できない・・・という事。
理由1
高額のキャッシュバックをもらえるプランでも、月額の使用料金が高ければ数年使い続けると、他社の方が安かった・・・という事があります。
理由2
他の要因 例えば初期費用と言われる回線工事代や無線LANルーターという機械のレンタル料金が高いと、少しばかりキャッシュバックをもらえても他社の方が良かった・・・という事も考えられます。
理由3
もらうのを忘れる。 ウソみたいですが、よくある話です。
キャッシュバックは大抵の場合、すぐにはもらえません。何か月後、または1年後というのもあります。
会社からメールが来て、振込口座を入力するように言われるのですが。このメールに気が付かない場合があります。
なぜか?? 契約の時に作らされた普段は使わないメールに連絡が来るからです。
徹底的に解説しようと思います。
キャッシュバックと呼ばれるものの種類について説明しましょう。
ひかり回線会社 | 新規契約で キャッシュバック | 他社から乗換えで キャッシュバック | 他社から乗換時の 違約金等の還元 |
Softbank光 | 10,000円 2年または5年契約が条件 | なし | 最大100,000円 |
Nuro光 | 43,000円 3年契約が条件 | なし | 最大20,000円 |
auひかり | なし | 25,000円 | 最大30,000円 |
楽天ひかり | なし | ||
ドコモひかり | 20,000dポイント 2年契約が条件 | なし | なし |
GMOとくとくBB | 5,500円 | 50,000円 | なし |
キャッシュバックの種類
1)新規契約でキャッシュバック
対象:他社からの乗り換えでなく、新規で契約するというユーザーへのキャッシュバック
2)他社から乗換えでキャッシュバック
対象:他社のひかり回線から乗換えてくれるユーザー
※「ただただ、他社から乗り換えるということだけでいただけるキャッシュバックです。
3)他社解約の違約金などを補填してくれるキャッシュバック
対象:他社のひかり回線からのりかえてくれるユーザー
※「最大」とかいてあるのが曲者。違約金や工事の残債に掛かった金額で、最大○○万円までは補填してくれるという事です。
「最大10万円、とかはもらえないです」
キャッシュバックの条件
1)契約期間を縛る場合
たいていは2年以上ですが、Nuro光のように3年契約を条件とするものもあります。
キャッシュバックの方法
1)振込
2)電子マネー
ドコモ dポイント。 au au-pay残高チャージ。
3)郵便振替
結論
キャッシュバックはありがたいのですが、トータルでいくら払うのか? それはほかの回線会社より得なのか? どうなのか? を比較する事が大事です。
でも、そんな面倒な事してられないので、結局電話した会社に頼んでしまうんです。
大手光回線会社の3年間のトータル費用を比較していますので参考にしてください。
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