インターネット光回線の契約先を「どこにしようかな?」と考えている皆さんを、キャッシュバックというエサで釣り上げようとする人たちが、この業界にはいます。
キャッシュバックとは
商品購入後に、現金が直接消費者に割り戻されることです。 消費者に対して「お金が戻ってくるおトク感」を刺激する販促手法であり、試し買いの促進に活用されるほか、最近では固定客獲得手段の一つとして、さまざまな業界で導入されています。
法的に問題があるわけではないですけれど、以下のような点でユーザーを惑わす販売促進策と言え、私たちは十分に注意をする必要があります。
1)キャッシュバックの条件が複雑
・契約年数が長いプランをキャッシュバック条件にする事により、ユーザーを自社サービスに囲い込む。契約期間内に解約すると違約金を請求する。
・ひかり電話などのオプションの契約を付加する事を条件にすることにより、契約単価をいたずらに増額する。
2)キャッシュバック支払いの方法が複雑
・支払いを1年・2年の先とし、あらかじめ新規設定したメールアドレスに通知を送るという手法で、振込先を申告させる。 申告期間が過ぎれば1か月程度で請求権を失うという不利益がある。
3)実際の金額を多く錯誤させる案内が見られる。
・最大○万円のキャッシュバック(例 最大55,000円)との表現であるが、実際は他社から乗り換えた際の解約金(違約金)を補填する場合の最大金額である事が多く。実際は数千円である(例 ソフトバンク光の解約金はプランの1か月分 戸建ての場合で5,720円)
現在キャッシュバックを行っている光回線会社
光回線会社 | キャッシュバック金額 | 条件 | 支払い時期 |
ソフトバンク光 | 10,000円 | 公式サイト限定 2年または5年の自動更新プラン限定 | |
Nuro光 | 43,000円 | 公式サイト限定 2ギガ10ギガの3年契約が限定 | 6か月後 |
auひかり NNコミニュケーション |
コメント