回線が混雑する昼休みと夜の9時から12時ころのネットゴールデンタイムを除けば、普通にインターネットが出来る光回線。高コスパ光回線が注目されています。
先行する「GMOとくとくBBmini」につづいて、2023年3月からは株式会社縁人による「enひかりLite」のサービスが開始されました。
この高コスパ光回線は、次のようなユーザーにマッチする回線サービスです。
こんにちは
我が国唯一の「enひかりファンサイト」にようこそ!
光回線スペシャリストのHikarinです。
enひかりに関しては国内で私に並ぶ者はいません!
もちろん私も「enひかり」のユーザーです。
2)そこそこの速さは求めるけれど、夕方以降のネットが混雑すると言われるような時間帯は使わないので、低料金のサービスがいい。
といった方です。反対に
例えばオンラインゲームで速さが命だったり、一日中何かしらオンラインで打ち合わせをしなければならない人。
デイトレードで株の売買のタイミングを逃せない方などにはお勧めしません。
さて、超高コスパ回線の2社ですが、どちらがお得か???
結論から言いますと
・月額料金はほぼ同じ。
・工事代はどちらもゼロ円で同じ。
・キャッシュバックはGMOとくとくBBminiがお得
・レンタル機器なんかはenひかりLiteがお得
といったところでしょうか。
結局、どっちがお勧めなのよ!!
基本料金はほぼ同じですが、ユーザーさんの重視する項目によって双方に得意と不得意があるって事です。
1)高コスパ光回線のメイン2社の会社概要を比較します。
2)両社の回線の特徴を比較します。
3)両社の回線の「月額料金」・「初期費用」・「工事代」を比較します。
4)各社の回線の「特典」・「キャッシュバック」を比較します。
5)各社の「メリット」・「デメリット」を比較します。
両社の会社概要を比較します。
光回線ブランド | enひかりLite | GMOトクトクBB光mini |
運営会社 | (株)縁人 | GMOインターネットグループ |
資本金 | 300万円 | 50億円 |
あらあら・・・・会社の規模を比べると、大人と子供ですね。でもネット回線を運営するなら、資本金は100万円もあれば十分です。
両社の回線の特徴を比較します
enひかりLite | GMOとくとくBB光mini | |
回線速度 | 1Gbps | 1Gbps |
プロバイダ | 自社 | 自社 |
契約料 | 3,300円 | 3,300円 |
契約期間 | なし | なし |
工事費 | キャンペーンで ゼロ円 | 特典で実質ゼロ円 |
月額料金 一戸建て | 4,370円 | 4,400円 |
月額料金 マンション | 3,270円 | 3,300円 |
初期費用は両社ともほぼ同じですね。
※「enひかりLite」は2024年1月8日から工事代のゼロ円キャンペーンを実施中で、当面工事費はゼロ円となっております。また、一定期間内に解約した場合でも清算金を請求されることもありません。
「GMOとくとくBBmini」は工事代を24回分割にして、月々の料金から同じ額を値引くという、よく他社でもある方法で、実質ゼロ円にしています。ただ、解約するときには分割払いの残りを請求されますが、そこはあまりていねいに説明をされません。
enひかりの申込はここをクリック両社の回線の「特典」・「キャッシュバック」を比較します。
enひかりLite | GMOとくとくBB光mini | |
新規申込 | なし | 5,500円 |
他社からの 乗換え | なし | 60,000円 (最大) |
オプション 上乗せ | なし | テレビ 5,000円 電話 3,000円 |
enひかりLiteはキャッシュバックなるものはゼロです。
一方、とくとくBBminiは激安回線にもかかわらず、一般光回線なみのキャッシュバックがあるところがすごいです。
ただ、新規の申込者は冷遇されてまして、キャッシュバックは5,500円ですのでおこずかい程度です。
他社からの乗り換えのケースについてはGMOは燃えておりまして、キャッシュバック額はなんと60,000円です。
ただし「最大」という表現は、違約金・工事代の残額の合計を「限度として」負担しますって事です。
だいたい、実際の解約費用ってどれくらい?って調べると2万円くらいなんですよ。なので最大10万円とか言ってても、実際は2万円程度です。
1)とくとくBB光miniを申込み後、解約違約金キャッシュバック申請フォームにて特典のお申込みをする。
解約違約金キャッシュバック特典は、開通月を1ヶ月目として11ヶ月目と23ヶ月目に基本メールアドレス宛にキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールを送信し、ご登録があった翌月末日(営業日)にご指定の口座に振り込みます。
基本メールアドレスはGMOとくとくBBの会員登録完了後に設置先住所にお送りする登録証に記載のメールアドレスとなります。
契約時に、希望のメールアドレスを入力して取得することができて、ドメインは約30種類。@hokuriku.me、@shoppong.gmobb.jp、@kanto.me、@otoku.gmobb.jpなどから選ぶことができます。
「Webmail System」にアクセスし、メールアドレスとパスワードを入力してログインします。ログインすれば、一般的なメーラーと同じく、受信したメールの確認やメールの送信ができます。他には、カレンダー、メモ帳、アドレス帳といったものも使えます。
要約すると
・契約の時にメールアドレス取得してもらいます。
・このメールアドレスに11か月後と23か月後に「お知らせ」メールを送るので、振込口座を送ってください。
・その口座にキャッシュバックの金額を送金します。
※メールアドレスは契約時に取得したGMOとくとくBBのアドレスです。郵送で届く書類「会員登録証」にどちらも載っています。
GMOとくとくBBのメールアドレスに届いたメールは、180日を経過すると自動的に消えるので注意です。
ポイント
キャッシュバックは1年後と2年後の2回に分けて支払う(口座振り込み)
基本メールと呼ばれる「登録証」に記載されたメールアドレスに通知する。
メールの開封を忘れていると、180日で消えてしまう
ねえ。だいぶ前に申し込んだ「とくとくBBmini」のキャッシュバックって、もう振り込まれたんじゃない?
美味しいものでも、食べにいこうよ!
え?
すっかり忘れてた。
11か月後と23か月後にメールが届くって説明に書いてあったじゃない!
こういうパターン多いです。というか、何もしてないとほとんどこうなります。
彼女との記念日や、奥さんの誕生日を簡単に忘れるあなた!。普段使ってないメールアドレスに届くお知らせメールがくる事なんて、覚えているもんですか!!
GMOに限りませんが、キャッシュバックをしている光回線の会社は、手続きを面倒にして、支払いたくないってのがよく判ります。期限が切れちゃって文句の電話の対応をしなきゃならないカスタマーセンターのお嬢さんたちが可愛そうです。
すみません。契約時に登録してアドレスに通知メールを送るとご説明させていただきましたが。(また、こんな電話だわ。勘弁してほしい・・・)
なので、GMOとくとくBBminiでキャッシュバックを受ける人は、
①カレンダーにしっかり、「GMOからメールが来る日!!」と大きく書いておくこと。
②スマホのカレンダーアプリなどに、11か月後、23か月後の日付でスケジュールを入れておくこと。念のため、翌週も翌々週も入れておきましょう。
(彼女や奥さんがいれば(お母さんでもいいですよ)同じように、スケジュール帳に書いておいてもらいましょう。
これくらいしてれば忘れないでしょう(ふう~)
せっかく、もらえる権利のある大型キャッシュバックなんですから、絶対もらい忘れがないように注意しましょう!!
とくとくBBmini申込はこちらをクリック特典
enひかりLite | GMOとくとくBB mini | |
①V6対応 無線LANルーター | 特価販売キャンペーン 1,100円 | レンタル (月額330円) |
②V6プラス対応 | 標準装備 | 標準装備 |
③ポータブルWi-Fi レンタル | 390円(税込)で 5泊6日利用 | 4,950円/月 (税込) |
①無線LANルーターについて
「enひかりLite」はレンタルはありません。その代わり特価で販売してくれます。1,100円は破格です。
「とくとくBBmini」は月額330円(税込)でレンタル。
3か月で元が取れる「enひかりLite」の方がお得ですね。
②新規格V6プラスは「enひかりLite」もGMOとくとくBBminiも最初から標準装備となってます。
③ポータブルWi-Fiはどちらも「Wi-Max」の製品です。
enひかりは1日あたり390円(税込)ですが、おまけで5泊6日はゼロ円で使用できます。 ただ、往復送料870円(税込)がかかります。
GMOとくとくBBminiは月払いのみです。4,950円(税込)。
ちょこっと、出張や旅行で使うのが多いなら「enひかりLite」がよさそうですね。
特典については、enひかりの方が良いと思います。
次にスマホの割引についてです。
両社とも大手のキャリア(ドコモ、KDDI、ソフトバンク)のスマホに対して割引はありません。
enひかりLite | GMOとくとくBB mini | |
スマホ | UQモバイル ahamo povo | なし |
割引き額 | 110円/月 | なし |
ただし「enひかり」は「勝手に割り」といいまして、上記の格安スマホに対して月額110円を料金から引きますというサービスがあります。
110円と微妙な割引額ですが、元が安いのでこんなもんですよ。気持ち程度。
GMOさんはやってません。
さあ、最後は・・・回線速度が遅くなるって聞いてたけど、私は混雑する時間帯使わないから全く問題ないって人もいれば、いやいや、思ったより時間帯にかかっちゃって遅くて困るって方もいると思います。
後者のような方には、短期(月単位)で通常のプランに戻すという方法と、まるっきり通常のプランに乗り換えるという二つの選択肢があります。
enひかりLite | GMOとくとくBBmini | |
ブースター(月単位) | V6スタンダード 月額630円(税込) | なし |
上位プランへの 乗り換え | 「enひかり」 一戸建て 4,370円 マンション 3,270円 ※変更手数料2,200円 | 「GMOとくとくBB」 一戸建て 5,390円 マンション 4,290円 ※変更手数料はゼロ円 |
「ブースター」と呼ばれるものです。enひかりは月単位で設定できてオプション料金は630円(月額税込み)です。カスタマーセンターの営業時間内なら電話で即日受け付けてくれます。
今週は。とか、今月は。とか夜も早くないと困るというワンポイントの対策が必要な場合ですね。
通常の速さの1Gbps回線になりますので、ストレスから解放されますが、注意としては、オプション価格630円を追加で支払うと、レギュラープランの「enひかり」より月額で380円(税込み)高くなってしまうので、1か月とか2か月のワンポイントで利用してください。
GMOとくとくBBminiにはブースターの設定はないので、上位プラン(とくとくBB)に乗り換えるしかありません。
さあ、どっちの高コスパ回線を選びますか?
Hikarin。もっとわかりやすく表にして比較してほしいな。
御意!
判りました。
enひかりLite | GMOとくとくBB mini | |
月額料金 | 戸建て4,370円 マンション3,270円 | 戸建て4,400円 マンション3,300円 |
契約料 | 3,300円 | 3,300円 |
契約期間 | なし | なし |
工事費 | ゼロ円 ※1 | 実質ゼロ円 ※2 |
IPV6装備 ※3 | 標準装備 | 標準装備 |
ブースター (その月だけ) | V6スタンダード 月額630円(税込) | 対応なし |
無線LAN | 特価販売中 1,100円(税込) | レンタル 月額330円(税込)※5 |
ポータブルWIFI レンタル | 390円(税込)で 5泊6日利用※4 | 4,950円/月 (税込) |
スマホ割引き | 月額110円 UQモバイル ahamo povo | 対応なし |
キャッシュバック | なし | 新規 5,500円 乗換 60,000円(最大) |
注意)
※1 いつ契約を解除しても、工事代の請求はありません。
※2 24回分割払いにして、月々の支払と同じ金額を値引きして「実質ゼロ円」にしています。
なので、24回(2年)より前に契約を解除すると、残金の請求があります。
※3 混雑時間帯に回線の空き部分をすり抜けて、混雑を回避する最新技術です。
※4 配送料が870円(往復 税込)が別途かかります。
※5 不要の場合でも強制的に送られてきますので、実質この金額は毎月請求されます。
こんな感じでどうですか?
・他社から乗換えなら、とくとくBBminiの6万円のキャッシュバックは魅力だわ。
でも、1年後とか2年後とか覚えてる自信ないけど・・・。
・2年過ぎる前に解約したら、工事代の残りが請求されるのよね。急な転勤とかあったら、キャッシュバックもらっていても目減りするわ。
・enひかりの無線LANは特価だと、3か月でとくとくBBminiとの差額が埋まって、あとはお得ってことよね。
・要するに、他社からの乗換えの時の違約金が発生する人はで、もらう根性のある人はとくとくBBminiってことよ。
それと、調べて分かったんですが・・・。
とくとくBBの無線LANは必ずレンタルしなきゃいけないので月額330円がかかってしまうんです。
えー? 無線LANを自前で買おうと思ってる人も多いわよ。
強制で月に330円レンタルされるなら、月額料金も変わって来るじゃない。
とくとくBBの強制レンタル代(330円)を反映させると次のような表になります。
enひかりLite | GMOとくとくBB mini | |
月額料金 | 戸建て4,370円 マンション3,270円 | 戸建て4,770円 マンション3,630円 |
皆さんは、どちらの高コスパ光回線にしますか?
enひかりの申込はこちらをクリックとくとくBBminiの申込はこちらをクリック