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光回線「enひかり」のデメリットは何でしょうか?

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 月額料金が安い、契約期間のしばりが無いなど、シンプルな光回線で支持を増やしてきた(株)縁人の「enひかり」です。

一方、デメリットも報告されているので共有したいと思います。

スマホとのセット割りが無い

日本の移動通信を支配している3大キャリアと呼ばれる、「ドコモ」・「au」・「ソフトバンク」以外の会社では出来ないのが、いわゆる「スマホとのセット割り」です

3大キャリアの間では、今のところ協定がある?? らしく、スマホ1台あたり1,100円の割引きとなっています

ご存知のように、上記3社のスマホを使用している方は、系列の「ドコモ光」・「auひかり」・「ソフトバンク光」の光回線を契約する事で、1台あたり1,100円(税込)の金額がスマホの料金から割引されます

これは、台数が増えても2台、3台と掛け算で割引金額も増えていきますので、すでに3大キャリアのスマホを使っているユーザーが光回線をリンクさせるのはマストと言えるでしょう。

ただ、この系列の光回線会社は月額使用料金が高めに設定されている事から、1台程度をリンクさせてもあまり効果がありません。

次の表は、系列光回線の月額料金です

月額利用料金ドコモ光auひかりソフトバンク光
戸建て5,7205,3905,720
マンション4,4004,1804,180
2025年5月現在 税込

なかなかの高額ですね
逆に言えば、スマホ割引きが無ければとても選択肢には入らないですね。

例えば

ドコモのスマホを使っている方が、ドコモ光を契約して、スマホ1台をリンクさせるとして、月額料金は安いけれどスマホ割りが無い「enひかり」と比較すると次のようになります。

ドコモ光enひかり
月額料金5,720円4,620円
スマホ割り1,100円なし
実質の支払額4,620円4,620円
2025年5月現在 金額は税込み

偶然でしょうか? 実質の支払額は同じ金額になってしまいました。

キャッシュバックが無い

光回線を契約した際に、キャッシュバックという報奨金のようなお金がもらえる場合があります。

この金額は業界では戦国時代になっておりまして、公式サイトでおおっぴらに大金を大判振舞いする会社は減りましたが、代理店や提携プロバイダーが多額のキャッシュバックを行う例が増えています。

「enひかり」はキャッシュバックには全く興味が無いらしく、なにしろ月額料金を安くする事に特化しています。

とは言え、他の販促の合わせ技で「enひかり」の月額コスパ作戦もかすんできた来た感じがします。

主要光回線各社のキャッシュバックキャンペーン状況は次の通りです。

主要光回線各社のキャッシュバック金額
2025年5月19日現在

金額は税込

キャッシュバックがもらえる時期は会社によって違いますが、早いところは翌月、遅いところは1年から2年というところもあります。

一方、enひかりはキャッシュバックが全く無いので、魅力がありません。

工事代がしっかりかかる

人が動いて機材も使用しますから、工事代というのはかかります。

しかしながら、販売促進としてこの工事代を無料にする会社がほとんどです。

やり方としては2つありまして

1)実質ゼロ円方式
 工事代を分割(24回とか36回)して、ユーザーに請求しますが、実際は毎月の請求額から同じ金額を値引いてしまいます。

 見かけ上、ユーザーには負担がありません。これを業界では「実質ゼロ円」と呼んでいます。

 ただ、この分割支払いの期間中にあなたが光回線を解約すると、その月以降の分割された金額が請求される事になりますので、注意です。

2)全くの無料方式
いうまでもなく、分割も値引きもありません

最初から無料なので、全額光回線の会社が負担します

太っ腹ですね

最近は、たいていの会社が(1)の実質ゼロ円方式を取ってます。会社に負担がかかるのは同じでも、途中で解約されたとしても、傷は浅いです。

それに、払いたくないユーザーは継続するという抑止にもなります。

「enひかり」はここでも遅れていて、メインの回線プラン「enひかり」がしっかり工事代がかかります

10ギガプランの「enひかりクロス」やライトプランの「enひかりライト」は(2)の完全無料で提供しているのに、疑問を感じます。

今や、工事代を取るのは「enひかり」と「楽天ひかり」の2社だけとなっています。

無線LANのお金がかかる

自宅にネットを入れるメリットは、家庭内にWi-Fiの環境が得られる事が大きいですが、これには「無線LAN」とか「Wi-Fiルーター」と呼ばれる装置を設置する必要があります。

少し前までは、月額300円から500円で各社レンタルをしていましたが、これも最近では無料キャンペーンが出てきています。

「enひかり」は、月額330円のレンタルもありますが、これはごく平均的なレンタル料です。他に、特価での販売もあり、1,980円(送料込み)と安くなっています。

IPV6が有料

 Ipv6というのは、今や光回線では必須の技術です。これを装備していないろ使い物にならないと言って過言ではありません

 なので、どの回線も料金の中にコミコミで入っていますが、「enひかり」は月額198円のオプションとなっています
 「enひかり」と、もう1社「おてがる光」という中堅の光回線が有償ですが、いまどきどうかと思います。

 特に「enひかり」はライトプランの「enひかりLite」がIpv6を込みにして、さらに月額料金は安いときてますから、一貫してませんね。

「enひかり」の立ち位置

 今まで述べたように、「enひかり」には以前のような、シンプルで安いという魅力が薄れてきてしまっています。

 言うなれば、”シンプルでまあまあ安い”って感じでしょうか。

 当サイトで定期的に更新している、主要光回線のランキングでももはや下位です。

ただし、ライトプランの「enひかりLite」は5位と健闘
もっとも、期間限定の特設サイトを除けば、負けるのは「Nuro光」の公式サイトからの申込みだけと、なかなかの高コスパです

これからのシンプル光回線の主役は「enひかりLite」だと。わたしは思っています。

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